先月の主な活動

■任天堂からお菓子の提供を受け、台風被災地をはじめたくさんの方々にお届けしました。提供されたのは、「スプラトゥーン」というキャラクターの缶入りドロップス400個「ゼルダの伝説」の箱入りクッキー40個で、賞味期限が近づいて店頭に置けなくなった商品です。

大郷の仮設住宅や台風被災宅・鹿島台志田谷地の台風被災宅のお子さんがおられるお宅を重点的に回りました。また、東日本大震災後、震災ゴミが打ち上げられてしまう浜辺の海岸清掃活動に参加された方々にもお配りしました。皆さんとても喜んでくださり、まだまだ美味しくいたいだける物が無駄にならずに生きたことがとても嬉しかったです。

ドロップスとクッキーをお届けすることで、しばらく顔を合わせていなかった方々と久しぶりにお会いすることもありました。被災後やる気が湧いてこないと気を落としておられた方が、「子猫を飼うことにしたのよ」と、とても嬉しそうに笑顔でお友達との時間を過ごされていたことが印象的でした。

■一昨年の台風で被災した畑で玉ネギの収穫体験会がありました。稲わらやガレキで覆われた土地から、大きな玉ネギが獲れました。たくさんの方々の力のおかげです。本当に感激しました。

代表の言葉(髙橋伸実)

今月、静岡県熱海市で起きた土石流では、これまでに13人が死亡し、15人の安否が確認されていません。避難している人は100世帯以上で500人を超えます。沼津市や御殿場市や富士市などでも浸水被害が確認されています。

現在も被災現場では懸命な捜索活動が日々行われておりますが、ボランティアセンターの開始時期はまだ未定で、コロナ禍ということもあり、静岡県の東部にお住まいの方しか受け入れができないようです。

こういう時のために四つ葉を設立したのですが、本当にもどかしい思いが続いています。

それでも離れたところから出来ることや後方支援もあると思うので、アンテナを立てて応援していきたいと思っています。

防災豆知識

【山・崖崩れは高さ×3倍まで広がる】

7月は大雨により静岡県熱海の盛り土が崩落し、その下に広がる民家に流れ込み、甚大な被害が出ました。

ハザードマップで居住地域を確認すると共に、早めの避難が大切。土砂崩れが起こったら、山を背にして逃げるのではなく、直角に逃げてください。